子供の集団生活でしばしば発生!“アタマジラミ”の予防と対策

7月に入り、いよいよ暑くなってきました。
そして、、、保育園から“アタマジラミ”に関するプリントとメールが来ました。
集団生活をしていると、流行ってしまうのは致し方ないのですが、やはり嫌なものです。
しっかり予防・対策をして、どうにかもらわずに乗り切りたいと、切実に思います。
今回は、そんなアタマジラミの予防と対策について、まとめてご紹介します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク

シラミとは?

そもそも、シラミって何なんでしょうか?
国立感染症研究所HPによると、、、

シラミ症とは

ヒトに寄生するシラミには、頭部に寄生するアタマジラミ(Pediculus capitis)、衣類に寄生するコロモジラミ(P. humanus)、主として陰毛に寄生するケジラミ(Pthirus pubis)の3種がある。
シラミの種類と感染集団は特異性があり、アタマジラミ症は12才以下の児童、コロモジラミ症は衣類の取替えなど保清行動が不自由な集団、ケジラミ症は性行動が活発な年齢層を中心に発生が見られる。

出典:NIID国立感染症研究所

アタマジラミの画像を載せておきます。
約20倍に拡大されたアタマジラミの成虫です。
見てるだけで頭が痒くなってきそう…。

(画像掲載元:東京都板橋区HP

そして、今回保育園から発生の一報と、予防や対策に関するお知らせを頂いたのは、シラミの中でも“アタマジラミ”について。
アタマジラミに関する、基本事項をまとめておきます。

  • オス・メス関係なく、幼虫⇒成虫まで、一生頭皮から吸血してすごす
  • 人に寄生するシラミは人のみに、他の動物に寄生するシラミは人には寄生しない
  • 人から離れたシラミは2~3日で餓死する
  • 翔はないので飛べないが、すばしっこく動くので成虫を髪をかき分け見つけるのは難しい
  • 吸血されると痒みや発疹をともなう
  • 卵は毛髪の根本付近に産み付けられる(卵は丈夫に固着されている)
  • 成虫は1日に3~9個、一生のうちに50~150個の卵を産む
  • 卵は長卵円形で乳白色、光沢がある
  • 成虫の体調は2~4mmくらい

アタマジラミのライフサイクル

幼虫と成虫は見た目は同じような感じですが、卵を産むのは成虫のみです。

アタマジラミの予防

アタマジラミの基本を整理したところで、早速予防法をご紹介していきます。
初夏~夏にかけて発見されて騒動となるケースが多いようですが、人の頭で一生を過ごすので発見されないだけで、季節に関係なく発生しています。

保育園など身近なところからアタマジラミ発生の連絡があった場合、子供も感染している可能性があることを念頭に、予防していく必要があります。
寝食を共にしている家族にもうつるので、
「うちは平気だろう」
ではなく、しっかり予防しておいた方がいいでしょう。

子供の頭チェック

まず、子供の頭に卵、幼虫、成虫がいないかチェックします。
幼虫・成虫は動き回るのでいるのに見つけられないという場合もありますが、卵は動きません。
フケと見間違えやすいみたいですが、「これは…」というのが見つかったら要注意。
明かで照らして、よーく見てみてください。
卵が一つでも見つかったら、感染したと考えた方がよさそうです。⇒早急な対策を!

丸坊主

髪の長い子はもらいやすく、見つけるのにも対策するのにもやりにくいです。
坊主にしてしまうのが一番手っ取り早いですが、女の子では、少し短く切るだけでもケアがだいぶ楽になります。
ただし、9mmとか12mmで刈ってもシラミ自体はしぶとく残るという話もあるので、刈るだけでなく目視でのチェックも併せてやっておいた方がいいですね。
バリカンを使えば、誰でも簡単にきれいな坊主ができます。
“頭全体一律4mm”とかなら、4mmのアジャスターをセットして、ひたすら刈るだけなので、スキルも何もなくても安全かつきれいに仕上がります。
水洗いできて、価格的にもリーズナブルなこちらはオススメです。



アタマジラミ寄生の対策

卵、幼虫、あるいは成虫を発見してしまった場合の対策をご紹介します。
気持ち悪いですが、普通にシャンプーしたり洗髪していてもいなくなりませんから、しっかり対策をしていきましょう。

専用コームで取り除く

目の細かい串で溶かすと、卵や幼虫、成虫が引っ掛かって取り除くことができます。
ただ、普通のコームではすり抜けてしまう場合もあるので、専用コームがいいです。

目がとても細かいので、丁寧に梳いていくと、しっかりとれます。
コームを使用する際の準備としては、レインコートを着せて、椅子にはビニールシートを敷きます。
桶に水を汲んでおきましょう。
ヘアブラシで全体を軽く溶かしたら、髪の毛を小分けにして、少量ずつコームで梳いていきます。
1回梳くごとに梳いたコームを明かりで照らし、ターゲットが付いていないか確認します。
ついている場合は、桶に汲み置いた水につけて櫛から外し、淡々と梳く作業を繰り返します。
終わったら、レインコートをてっぺんからはけをかけて付着している卵などを床に落とします。
床は掃除機をかけて、摂れたシラミは袋に入れて口を縛って捨てましょう。

専用駆除剤で退治

アタマジラミの駆除剤は、薬局・薬店でも売られていますし、ネットでも購入できます。
お店でレジに持っていくのはちょっと勇気がいる…という方は、ネットでの購入がいいかもしれませんね。

シャンプータイプ、パウダータイプがあります。
3日に1度使用して、7~10日かけて駆除していきます。
スミスリンシャンプーはフェノトリンという殺虫成分が含まれています。
これは、寄生虫などの神経伝達を遮断して動けなくさせ、その隙にシラミを除去するというもので、人への有害性が低いこともあり、広く使われています。
ただし、孵化する前の卵には効かないため、すでに産み付けられた卵は孵化を待って駆除することになります。
コストはかかってしまいますが、しっかり駆除するためにはこつこつと使い続ける必要があります。

家族への感染予防の徹底

タオルやシーツ、頭と頭の物理的な接触などで感染します。
子供についているシラミ対策をしつつ、家族内での感染に注意を払わなければなりません。
櫛やバスタオル、シーツなど、共用にしているものがあったら、対策中は完全に別に!
洗濯しても残っている場合がありますが、ここで乾燥機が大活躍です。
乾燥機の高温でシラミをやっつけましょう。
あとは、子供がゴロゴロする場所はまめに掃除機をかけたり、布団や座布団など、干せるものは天日で干したりカバーを洗濯したり…、
大変ですが、頑張るしかありません。


いかがでしょうか。
シラミと聞くと直感的に「不潔」とか「気持ち悪い」とか思われる方もいると思いますが、アタマジラミは清潔・不潔に関係はありません。
また、気持ち悪がって放置していると、みるみる繁殖して卵だらけ、虫だらけになってしまいます。
ぜひ、正しい知識を身に着けて、しっかり予防・対策をしていってください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク